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在外子会社の財務諸表の換算のキホンを学ぼう!

この記事の目標

在外子会社の財務諸表の換算の簡単な計算ができるようになろう!

山田さん

在外子会社⁉️在外支店っていうのも聞いたことがあるけど、何が違うの❓

パイセン

在外支店は同じ会社の支店が海外にあるってことで、在外子会社は支配している別の会社(子会社)が海外にあるってことだよ❗️

有価証券報告書などを見ていると、単位は「百万円」とか「千円」で表示されているよね✨。

一方で、在外子会社(外国にある子会社)の財務諸表項目は一般的に現地の通貨で表示されているよ🍀。

例えばアメリカならアメリカドル(USD)で、中国なら人民元(RMB)という感じにね。これは「外貨建(がいかだて)」で表示されているというよ😌。

日本の親会社が在外子会社を連結して財務諸表を作成するときには、外貨建の在外子会社の財務諸表を「円貨建(えんかだて)」に換算する必要があるよ❗️

在外子会社の財務諸表の換算とは

在外子会社の財務諸表の換算とは、資産・負債を決算日レート(CR)で換算し、株主資本項目を発生時レート(HR)で換算し、収益・費用を平均レート(AR)で換算することだよ!

在外子会社の各財務諸表項目の換算

在外子会社の財務諸表項目の換算については、本国の親会社に従った存在と考える「本国主義(ほんごくしゅぎ)」と、現地で独立して活動している存在と考える「現地主義(げんちしゅぎ)」の考え方があるんだ💨。

それで、どっちの立場をとるかで換算の方法が違うんだよ‼️

本国主義の立場では、親会社と同じ方法で換算する「テンポラル法」という方法を使うよ。現地主義の立場では、現地での測定の結果を重視して換算しようということで「決算日レート法」という方法を使うんだ😊。

一般的に現地では独立して活動してるケースが多いよね、ってことで現地主義の考え方が採用されているので、決算日レート法で換算するんだよ✊。

後輩

よくわかんねっスけど、結果在外子会社の換算は決算日レート法を使うってことっスね。

決算日レート法で使用する換算レートをまとめると下記のようになるよ✨。

大項目項目換算レート
資産・負債親会社に対する債権債務親会社が換算に使用するレート
資産・負債上記外の資産・負債決算時のレート(CR)
株主資本親会社による株式の取得時における項目株式取得時のレート(HR)
株主資本親会社による株式の取得後に生じた項目発生時のレート(HR)
収益・費用親会社との取引による収益・費用 親会社が換算に使用するレート
収益・費用上記以外の収益・費用原則:AR(CRも可)

このCR・AR・HRというのは、下記の略語だよ。よく使うから覚えてしまおう!

元の用語略語意味
Current RateCR決算時レート
Average RateAR期中平均レート
Historical RateHR取引時レート

ちなみに在外支店の場合は本店に従った存在として考えるのでテンポラル法で換算するよ。この場合は本店と同じ方法で換算するので換算差額はでないよ。ただ、簡便的な換算方法を選択することもできて、そのときは換算差額がでるんだけど、為替差損益として処理することになるよ❗️

(補足)外貨建のれんの換算方法

在外子会社を取得するときに、国内の会社を取得するのと同様にしばしば「のれん」が生じるよ💡。

のれんは、「超過収益力(ちょうかしゅうえきりょく)」、つまり財務諸表に計上されている資産のほかに見えない資産があって、それの代金を払うことで計上されるものなんだ😃。

つまり、見えないけど在外子会社が持ってる資産があるということだから、ほかの在外子会社の資産と同様にCRで換算することになるよ❗️

為替換算調整勘定

パイセン

ところで、資産・負債・純資産の中でCRで換算される項目とHRで換算される項目があるよな?そうすると貸借で差が出ることになるんだ❗️

その場合の差は「為替換算調整勘定」になるよ✨。

為替換算調整勘定(かわせかんさんちょうせいかんじょう)」とは、為替の含み損益(未実現為の替差損益)のことだよ。これは純資産科目として計上されるよ👍。

その含み損益の動向は、為替レートの変動で変わっていくんだ。債務超過(負債が資産を超えている状態)でない限り、下記の動きになるよ❗️

為替レートの推移為替換算調整勘定の動き
円高減少
円安増加

在外子会社の財務諸表を換算してみよう!

hoge社はmoge社の全株式をX1年4月1日に10ドルで買ったよ。
そのときは資産20ドル、負債10ドル、資本金10ドル、利益剰余金はゼロ、為替レートは1ドル=100円だったよ🍀。
X2年3月31日(期末日)にmoge社の資産30ドル、負債10ドル、資本金10ドル、利益剰余金(当期純利益)10ドル、AR=110円、CR=120円だったよ。
このときの為替換算調整勘定を求めてみよう❗️

在外子会社の財務諸表の換算 (解答)

為替換算調整勘定は300円だよ❗️

まず、X1年4月1日の換算をしてみよう。在外子会社であるmoge社の株式を取得したときのレートの100円をかけると、資産2,000円、負債1,000円、資本金1,000円になるね✨。

そして、X2年3月31日には資産はCRをかけて3,600円、負債もCRをかけて1,200円、資本金はHRをかけて1,000円、この場合の利益剰余金はX1期の当期純利益なのでARをかけて1,100円、為替換算調整勘定はこれらの貸借差額の300円になるね‼️

在外子会社の財務諸表の換算のまとめ

パイセン

在外子会社の財務諸表の換算のキホンはわかったかな❓

山田さん

はい❗️在外子会社の換算は現地主義の立場で決算日レート法を使って換算します✨。使用するレートの違いで貸借差がでてくるので、それは為替換算調整勘定として純資産の部に計上します‼️

パイセン

いいね😌。外貨がでてくると複雑に見えるから難しく感じるかもしれないけど、実はそんな大したことないよ💡。いろいろなパターンについて学習していこう‼️

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